会長挨拶

聖法氣學會 会長 伊藤 聖優雨(Seiyuu itou)

当会会員の皆様は、日常的に「方位」を考える習慣が身に付いていらっしゃいます。

方位学である気学と出逢えた幸運な方達です。人間は方位角度を持っており、方位が人間に与える影響はその時その方位に座す「気」によって異なります。人は皆穏やかな毎日を過ごしたいと願います。しかし、努力と頑張りだけではどうにもならないことがあり、それが「気の流れ」です。「気」の作用には測りしれない大きなものがありますが、その現象に気付くことは難しいことです。

そんな「気」という難解なものに向かい合っているのが運命学である「気学」です。

私は気学と出逢ったことで多くのものを得ました。

そして、私が気学を知らずにいたら歩けなかった何倍もの重みのある道を選べたように思います。また、聖法氣學會と云う権威ある会の責任ある立場にある現在、日々研鑽を重ねて行かなければならない意を強く持っております。

当会は鑑定、教室での講義、各行事、講師養成すべてに亘り、誇りをもって正統理論の気学に基づいて行っておりますが、実生活に於いて「気」の有効性を充分に発揮して頂くことで会員の皆様にとっても大きな自信となるものと確信しております。

私は、正統気学をつくりあげた前会長である松田統聖先生の理論を継承し、また、会員様にとって心の満足と安定を実感できる会の運営を目指しております。多くの皆様とお会いして、会をより一層身近に感じて頂けるよう努め、伝統ある聖法氣學會の気学を、多くの方々に学んで頂きたいたいと念願しております。                

                             平成30年 初秋

 
柔らかな物腰ときめ細やかな心遣いで老若男女問わず様々の方の心の拠り所です。また、名誉会長の教え子として、真実の九星気学を伝える伝道者として大活躍をされています。東京・千葉・仙台にも教室を持っています。
 

【伊藤聖優雨会長 略歴】
明治大学文学部卒(日本文学専攻)結婚、育児を経て社会活動を再開する。
経営学を学び、各種ライセンスを取得し、異色の経験をする。
故あって松田統聖師に巡り逢い、以後松田統聖師に師事 気学をはじめ、広く運命学を研究。聖法氣學會会長 気学普及会「風の会」主宰。
著書に『実践する気学』(共著:松田統聖)『気学千夜一夜』など。

聖法氣學會 名誉会長 松田統聖 (Tosei Matsuda)

私は時々鳥のように空を自由に飛びたいと思います。

静かにどっしり構える大きな山々や、緑の木々の間を高く低く、時には速く、あるいはゆったりと思うままに・・・。書物を読むのに疲れたとき、その風景の中に自分を置き、楽しむ・・・。そして、また本を読み続けます。自然と気学の深い関係、あまりにも広大な大宇宙と気学の結びつき、私の思いは果てしなく、深く沈んだかと思うと、突然浮かび上がる。

五黄土星という怪物に魅せられ追い続けてきた研究生活に、実りある最終章を迎えたような心の高揚があり、心躍る日々である。なにより多くの方が気学に触れ、その魅力に気づいて欲しい。

そして、楽しみながら真の勉強を続けて行って欲しいと念願しています。

 
教室に於ける、ユニークでしかも深い講義は、受講生から絶大な人気がある。
さらに理論に裏打ちされた確実性の高い鑑定には定評があり、多方面から大きな信頼が寄せられている。

 

【松田統聖名誉会長 略歴】
聖法氣學會初代副会長・松田 光象(和子)氏の長男として生まれる。東京教育大学・大学院哲学科博士課程(西洋哲学・中国哲学・朝鮮哲学専攻)筑波大学哲学思想学系講師(中国哲学)韓国精神文化研究院に招聘され、韓国・ソウル市にて易学、太極論の研究を深める。その後、運命学に専念するため筑波大学を退官。三枝大定師・宮田武明師の流れを汲む。現在、正統気学の確立者として講義・鑑定を指導。聖法氣學會名誉会長(現職)
著書に『九星の秘密』『気学の力』『運命の見方』『家相の見方』『実践する気学』(共著:伊藤聖優雨)『気学用語辞典』(共著:作道潤聖)『気学の初歩から哲理まで』(花澤瑛象 共著)『気学存在論の試み』など多数。