2024年6月コラム=陰遁期へ=雨に映える紫陽花の候

コラム

  =陰遁期へ=雨に映える紫陽花の候
 桜が間もなく開花という三月末、学生時代からの友人と十五年振りに会う機会を持てました。会の創立七十周年記念論集「気学の道」中、第一章の私の原稿にも登場している友人です。たった四時間の再会の後、彼女の存在が私の人生の軌跡を彩り、彼女を通して私の在り様を教えて貰える大切な人であることを思いました。「元気でなァ、また会おう」独特な広島弁で爽やかに言い残し彼女は帰って行きました。三月から早や六月。二十一日には夏至を迎えようとしています。夏至はご存じのように一年でもっとも日が長く夜が短い頃のことで、これから夏の盛りに向かい、日に日に暑さが増して行きます。夏至と聞くと、間もなく陽遁期から陰遁期へ替わります。陽遁期から陰遁期へ替わるのは、夏至に一番近い甲子九紫火星の日ですから、令和六年の今年は「何日?」ということで萬年暦を辿ってみたところ、六月二十九日(土)でした。六月二十八日が六十干支の六十番目の癸亥九紫火星の日で、翌日も九紫火星を繰り返し、今度は六十干支の一番目の干支を冠した甲子九紫火星となります。この日から十二月二十五日の癸亥一白水星までが陰遁期、翌日の甲子一白水星の日から陽遁期に替わります。           会長 伊藤聖優雨