
木は風にそよぎ
火は熱く燃える
土は大地のいとなみを休むことなく続け
金は鋭く研ぎ澄まされ
水は静かに「枡」をたたえる
新年の集い、年運ファイルのご案内
謹んで新春をお祝い申し上げます
聖法氣學會 会長 伊藤聖優雨
令和八年を明るく清々しく迎えました。しかし、現実社会は問題が山積みで不安が増すばかりです。昨年、令和七年の夏は温暖化で耐えられない程の酷暑が続き作物にも多大な被害が出ました。そのあおりをくって秋には食べ物に困った熊が人家近くに頻繁に現れ、人命を奪うという恐ろしい事態にまでなっています。世界に目を向ければ、いつ戦争に巻き込まれるのかという不安が募り平穏ではありません。
しかし、悲観ばかりしてはいられません。AIが活躍する時代、ともすると人間を越える存在になりつつあるようで脅威です。そういう現状を受け入れながらも私はいまこそ、人との関りを持ちたいと考えています。なぜかと言いますとゴミ問題からです。私の住む町会では悩ましいトラブルが時々起こります。他人との関わりを避ける傾向にある新しい住人には気軽に注意もできません。この悩みを解決する為、先に述べた通り日頃からコミュニケーションを取るよう心がけて行こうと思った次第です。
ところで、気学を学ぶ皆様は、人は個々にそれぞれの本命星を持ちご自分がどのようなタイプの人間かとお分かりだと思います。各星の持つ象意から気質があり、それによって個性があり似た人はいても、ひとりとして同じ人間はおりません。よく「無いものねだり」をして、拗ねたり、ひがんだりする方がおりますが、それは潔くやめましょう。「顰みに倣う(ひそみにならう)」という言葉があります。むやみに人の真似をすることです。中国の春秋時代末期に実在した絶世の美女の西施(せいし)が、肺を病んで胸を押さえ、いつも眉をひそめて歩いていたそうです。その表情が美しいというので近くの村の醜女が真似をしたそうですが笑い者になっただけでした。美しさの本質を理解せずに真似したという『荘子』の天運扁にある故事に由来します。この話のようにむやみに人を真似ることのないように、ご自分に自信を持つことです。それには自分自身を深く且つ冷静に知らなければなりません。そして、自分を大切にすることです。
気学は自分自身を探究し自分はこのように生きて行けばよいと納得と自信を与えてくれるものでもあると考えているこの頃です。御神砂とり、各教室、風の会、これからも伝統を守りながら更なる飛躍をめざし、幹事一同、皆様のご多幸を願いながら進んでまいります。
本年も皆様のお力添えを宜しくお願い申し上げます。
はじめに
気学では気はその作用の違いによって九種に分けられ、しかもその都度それが存在する方向を異にすると考えます。そして、木・火・土・金・水の五行の論理を背景にして一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星とされ、さらにこれが日常生活の法則性である暦の四季や十干・十二支と結びつくところに気学は成立しています。
たとえば、自然現象界において春の若芽が次第に青葉になり、晩春から初夏にかけて葉の緑は一段と濃さを増していたものが、秋ともなれば紅葉となっていく現象や、その都度の空気の寒暖などを通じて、私達は季節の移り変わりの気配とそれを実現する自然の力を知ること、つまり大気の働きの存在を知ることができるのです。
社会事象から自然現象まで、地上の万物は全て太陽に由来する天の気と大地の気からなる大気現象と大地に生きる人間、そして、社会現象をはじめ、すべてが「気」の作用のもとにあるのです。つまり出生と同時に体内に気を吸い込むことによって、人間もまた大気現象の主体である気の影響をうけるのです。
十干・十二支など現実世界の時空間を貫き、易や五行などの論理を含んだ自然学かつ哲学的なスケールの大きい運命学であり、その論理は人間と自然界とを包含する九種の気とその特徴は八方位・中央によって作用が異なるということなのです。気学は、九種の気が位置する本来の方位と年々歳々遁行する方位との重層的な関係(これを同会法・被同会法という)をみることによって、方位の吉凶、運気の強弱などを解析していくのです。
悩んでいないで、気学の扉をひらいてみませんか!
★自分の進む道に迷っている方
★本来のライフスタイルを知りたい方
★運気を上げたい方